とにかく、何でも始めてみるという選択

何かを変えたいと思っているのに、動けない。
そんな状態が続くと、人はだんだん自分を責め始めます。
「まだ準備が足りない」「もっと考えてからにしよう」「今はタイミングじゃない」
こうした言葉は、一見すると慎重で正しそうに聞こえます。けれど実際には、考えることで動かない言い訳をしているだけということも少なくありません。
頭の中だけで考え続けていると、思考は堂々巡りになります。情報は増えているはずなのに、なぜか視界は狭くなっていく。
これは、多くの人が無意識のうちに陥る状態です。
整理できていないと、次には進めない
振り返ってみると、私自身も同じ状態にいました。
やりたいことが全くないわけではない。現状に大きな不満があるわけでもない。ただ、このままでいいのかと聞かれると、即答はできない。
そんな曖昧な感覚を抱えたまま、「もう少し考えよう」と時間だけが過ぎていきました。
今になって思うのは、次に進めなかった理由は、覚悟が足りなかったからではないということです。
単純に、頭の中が整理できていなかった。それだけだったのだと思います。
考えるために必要だったのは、アウトプットだった
当時の私は、「考える=頭の中で考える」だと思っていました。でもそれは、半分しか合っていませんでした。
本当に必要だったのは、頭の中にあるものを、外に出すことだったのです。
言葉にする。書き出す。誰かに見せる前提でまとめてみる。
こうしたアウトプットを通じて初めて、次のことが少しずつ見えるようになってきました。
- 自分が何に引っかかっているのか
- どこが不安なのか
- 何が分からないのか
考えが進まないときほど、実は考え続けること自体が原因になっていることがあります。
そのための手段として、ブログを選んだ
そこで、私は一つの方法として「書くこと」を選びました。
特別な理由があったわけではありません。たまたま手に取りやすかったのが、ブログだったというだけです。
ブログというと、「発信力が必要」「専門性が必要」「続けられる人しか無理」、そんなイメージを持たれがちですが、少なくとも私にとっては違いました。
このブログは、誰かに何かを教えるために始めたものではありません。
自分の頭の中を整理するための場所。それが、最初の目的でした。
書いてみて初めて分かったこと
実際に書き始めてみると、思っていた以上に、言葉に詰まります。
「これは本当に自分の考えなのか」「どこかで聞いた話をなぞっていないか」「感情と事実が混ざっていないか」
こうした違和感が、次々に浮かび上がってきました。
でもそれは、悪いことではありませんでした。むしろ、頭の中が可視化されている証拠だったのです。
書けない部分=整理できていない部分。その対応関係が、だんだん分かってきました。
ブログは、思考の”仮置き場”になる
ブログの良いところは、完璧でなくても置いておける点です。
結論が出ていなくてもいい。途中経過でもいい。考えが変わってもいい。
とりあえず外に出してみる。そうすることで、頭の中のスペースが空いていきます。
すると、不思議なことに次に考えるべきことが自然と見えてくる。
「まだここは曖昧だな」「この部分は、もう少し情報が必要だな」
そんな風に、思考が前に進み始めました。

副次的に見えてきた、もう一つの側面
そしてもう一つ。これは後から気づいたことですが、ブログは収益ツールにもなり得るらしいという側面があります。
もちろん、最初から稼ぐつもりで始めたわけではありません。実際まだそんな段階ではありません笑
ですが、続けることで文章力が上がる、自分の考えが言語化される、誰かの役に立つ形になる。
そうした積み重ねの先に、「価値としてお金が発生する可能性がある」というのは、冷静に考えると自然な話でもあります。
何より、リスクがほとんどないという点は大きな魅力でした。
始めるにあたって参考にしたこと
実際にブログを始めるとき、私は数多くの「ブログの始め方」を紹介した記事を読みました。
その中で最も参考になったのが、こちらのブログです。技術的な部分だけでなく、始めるまでの心構えまで丁寧に書かれていて、ブログ完全初心者の私でも迷わず進められました。
とにかく、やってみるという選択
振り返ってみると、このブログを始めたこと自体が、何かを大きく変えたわけではありません。
ただ、確実に言えるのは、考えが止まっていた状態から、少しずつでも動いている状態へ移行できたということです。
完璧な一手ではなくてもいい。正解かどうか分からなくてもいい。
とにかく、やってみる。
それだけで、停滞していた思考は動き始めます。
小さなアウトプットから始めてみる
もし今、「何をすればいいか分からない」「決断できずに立ち止まっている」、そんな感覚があるなら、ブログに限らず、何か小さなアウトプットを始めてみるのも一つの選択肢かもしれません。私自身、この作業を通して得た一番の収穫は、「自分の頭の中は意外とぐちゃぐちゃだったんだ」という事実に気づけたことでした。
それは、次に進むための答えを出す行為ではなく、答えが見える状態を作る行為なのだと思います。

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